丈夫な家づくり
大変、ご無沙汰しておりました!
カナデルホームの吉田です。
最近、とんでもない暑さが続いていますね。
皆さんは夏の暑さ対策はどのようにしていますか?
ウチではネコちゃんが2匹いるので
夏場はエアコンをつけっぱなしです。
電気代の高騰もあり、そっちで頭が痛いです(笑)
それ以外の対策だとやはりペットボトルに水を入れて凍らせ、
扇風機の前に置くのがびっくりするほど効果があります、
是非、一度騙されたと思って試してみてくださいね!
さて今日は「丈夫な家づくり」に関してお話していきたいと思います。
新型コロナの影響により、人々の生活は大きく変わりました。
現代は、自宅にいながらテレワークにより仕事をしたり
オンラインショップの発達により
様々なものを自宅から購入したりすることができます。
便利になったこともあり
ご自宅で過ごされることが増えたのではないでしょうか?
今は「おうち時間」が増えた分
家づくりの際に、ワーキングスペースの作成や
家族団らんできるリビングづくりなど
快適に過ごせるおうち作りが人気です。
しかし、おうち時間が多い中で重要なのは
快適性だけではありません。
快適に過ごすためにも
安全に暮らせる家が重要になります。
安全面では、防犯、防災が大事です。
日本は地震が非常に多い国です。
私も高校生の時に東日本大震災を経験しましたし、
それがきっかけで家に携わる仕事をしたいと思い
建築関係の大学に進みました。
最近でも全国的に震度6を超えるような地震が
多発しております。
そのため地震対策は家づくりに絶対に欠かせない要素の一つです。
おうち時間が増えたことで
今後人々が多くの時間を過ごす自宅の安全性は
より重要視されるでしょう。
基本は
『家の無事』
『生活への支障がないこと』
『家族の命が守られていること』
が安全な家の条件となるでしょう。
なかでも
「家の無事」
「生活への支障がないこと」
と比べ何より
『家族の命』
を守ってもらえる事が最も重要になるのではないでしょうか。
これらを守るための地震対策には、主に3つのポイントがあります。
【耐震】・【免震】・【制震】の3つの地震対策の技術です。
【耐震】
建物が地震に耐える事を目的としており、
筋交い、耐力壁等を配置して、頑丈な建物を作り地震により建物がつぶれるのを防ぐもの。
【免震】
基礎の上などに免震装置を設置して、
地盤の揺れに建物が影響を受けない様にするもの。
【制震】
地震を制御する目的とし
揺れを熱に変換するダンパーの設置や、
最上階に重りをつけ、振り子の原理を使い、
建物の揺れを最小限にし反対に揺れ返す事など
建物への地震の伝達を最小限に抑えるもの。
これらは【免震】で抑えた変動を【制震】装置で減少させるなど
2つ以上の工法を併用して、地震に備える事もあります。
このように建物の工法を
確認するのはとても大切な事です。
今後、新築を建てていく際や、リフォームの時には
これらの知識を持ったうえで
より安全で快適なおうち時間を目指していただければと思います。