優雅なひと時の鼻歌の行方

yoku (9)_page-0001.jpg
皆様、おはようございます。

カナデルホームの吉田です。


ふわっふわに泡立ったお風呂へ直接全身をゆだねる泡風呂。


湯船の縁に足を上げ、足を組み、鼻歌を歌う。
s-yoku (3).jpg

こんな光景、外国の映画のワンシーンでしか見たこと無いですよね。


口からお湯が出るライオンがいたり、、


でもよくよく考えると

泡ぶろの後に入る人ってどうやって入るのでしょうか。


おそらくですけど、お湯を全て抜いて入れ替えるのでしょう。


なぜなら、彼らにとって湯船のお湯は、自分だけのものなのだからです。


それに外国には「湯船につかる」という習慣が無いので

仮にお湯を入れ替えたとしても関係無く、問題無いのです。
s-yoku (4).jpg


そうすると私たち日本人はきっと

「お風呂が大好き」

湯船なみなみのお風呂に肩まで使って1日の疲れをs-yoku (5).jpg

「あ゛ぁーーーーー」という流れをしないと

お風呂に入った気持ちにならない方はいらしゃるでしょう。


そしてもちろん、自分以外の誰かが浸かったお風呂でもきっと平気なのです。


まず「日本人はお風呂につかる」

これは、お風呂設計の大切なポイントとなるのです。


外国では湯船しかないので

泡風呂をしてしまうと、毎回お風呂を洗わなければなりません。


一方、日本のお風呂では一般的に日本人は湯船の中で身体は洗いません、

なぜならお風呂の中のお湯は家族の共有物だからです。


そうなると湯船の他にも「洗い場」が必要となります。s-yoku (8).jpg


湯船と洗い場、これをセットにした日本では「浴室」と言います。


ただ、最近の住宅事例を見ていると、洗い場のない浴室も増えているようです。


「どこで身体を洗うのだろう?」

と、ちょっと心配になったりもします。


s-yoku (1).jpgユニットバスって皆様どう思いますか?


賃貸アパートやホテルではあるあるですよね。


このお風呂は大体1人用なので、洗い場は要らないということなのでしょう。


共有しないのであれば洗い場をトイレや洗面器を置くスペースとして

兼用してしまおうということなのでしょう。s-yoku (2).jpg


ただし、洗濯機はだめです!!


なぜなら洗濯機にはコンセントがあるので感電等の危険から

お風呂と洗濯機は一緒にしてはだめなのです。


そして一緒にしてしまうと

電気工事の方や工務店の方に怒られてしまいます。

s-yoku (7).jpg
そして、お風呂場には2つの理論があります。


ひとつ目が「浴室はプライベート論」


ふたつ目は「水まわり集結論」


たしかにお風呂場は誰にも見られたくない部屋であり、

水まわりに集結させたいものでもあります。


どちらの理論になるかで2階に設置するか

1階に設置するかの設置問題にも関わるのです。


というわけで、浴室設計は「お湯の共有」と「設置」についてよく考えないといけません。

手洗いは、どこでする?

hoa1のコピー_pages-to-jpg-0001.jpg

皆さん おはようございます!

カナデルホームの吉田です!

皆さん台風は大丈夫だったでしょうか??

全国的にもかなり大きな被害が出ているようです。

災害への対策は怠れませんね。


そんな台風も過ぎ去って

最近は涼しくなって秋になったなぁ~と感じます。

私の家では炊き込みご飯を作ったり

「食欲の秋」を堪能しております。


ところで皆さんは

トイレの後は、どこで手を洗っていますか?


洗面台?
s-hoa5.jpg

トイレタンクの上の手洗い場?
s-hoa3.jpg

それにしても手洗い付きのロータンク便器

これを考えた方ってどんな方なのでしょう。


発明家?


きれい好きな方?


はたまた最近は小学生など子供も素晴らしい発明を多くいているので

もしかしたら子供かもしれませんね。


開発した方は手洗い付きのロータンク便器を完成させたとき

「これぞ世紀の大発明だ!!」

と喜び、ガッツポーズをしたかもしれません。


ですが、これで小さく肩をすくめて手を洗っている自分を想像してみてください。

なぜかどことなく悲しく寂しく見えませんか?


手を洗っている時の水が飛び散らないように十分に手を洗えませんし

石鹸や手洗い用ソープで手洗い付きのロータンク便器では手も洗えない。


とはいえ、トイレで用を足したらまずは手を洗いたいですよね。
s-hoa2.jpg

トイレは別名「お手洗い」というくらいですから

用を足した後すぐ手が洗えないとお話しになりません。


最近は用を足した後、手を洗わない方もいらっしゃるのも

調査で分かっているそうですが

みんながみんなそうではないでしょう。


ですのでトイレには何らかの手が洗える仕掛けが必要となるのです。
s-hoa4.jpg

なら、どこで手を洗うのか、、、。

出来ればトイレの中にしてください。


小さな手洗い受けをつけるだけでいいのです。


どこにどんな形の手洗い器をつけるかは皆様の自由です。


ただし、レイアウトト寸法は最善の注意を払っておかないと

後々、後悔します。


最近は色々な手洗い器があるのです。

壁掛けタイプ

オーバーカウンタータイプ

アンダーカウンタータイプ

ボウルタイプ

掃除のしやすさでいえばアンダーカウンタータイプですかね。

s-hoa9.jpg




付ける場所も気をつけないといけません。

幅が広いトイレなら、トイレと平行に。

奥行きのあるトイレならトイレと向い合せ、

もしくはトイレと少しずらして平行に平行に。


家では少し豪華になるかもしれませんが

トイレに手洗い器だけではなく、鏡や照明をつければ

お化粧室への昇格いたします!

s-hoa8.jpg

トイレのレイアウトはデリケートなのです。

横幅が広すぎるとトイレットペーパーに手が届かなかったり

トイレが狭すぎると小回りや掃除が難しくなったり。


トイレの設計は、手を洗う方法やどこに洗面器とトイレを設置するかの

レイアウトをしっかり考えなければならないのです。


学生時代に住んでいたアパートはトイレの扉が

奥に開くタイプで入るのも一苦労

出るのにも一苦労とストレスのオンパレードだったのが

懐かしいです(笑)


トイレ一つ取ってもこれだけ考えないといけないのですから

家を建てるというのは簡単ではありません!!


些細な不安や疑問もどんどん聞いてみましょう!!

モノには魂がある。真夜中の大行進。

line31.jpg

皆さん おはようございます!

カナデルホームの吉田です!

突然ですが!皆さんは次の1~3番のうち

どれに当てはまるでしょう!?


1.モノが家の中にあふれかえっている方

s-line23.jpg


2.キレイに整理整頓されている方

s-line11.jpg


3.ミニマリストのように必要最低限しかモノを持たない方

s-line7.jpg

この世の中、色々な方がいらしゃると思います。(ちなみに私は2番だと信じたい笑)


モノは自分自身が把握している量よりも

はるかに多く家の中にあるのです。


しまってもしまっても、気が付くとそこらじゅうに

モノがあふれかえっている場面ありませんか?


しかし、それは片づけれないあなたのせいではないのです。


そもそもモノは自分で歩き回る活発的な性格なのです。s-line19.jpg

朝、部屋がモノで散らかっているという場面ありませんか。

きっとモノが夜行性で真夜中に大行進しているのでしょう。


本当の収納設計は、モノの性格を理解して

分析していくことから始まるのです。


モノは大きく分けて3つの部類に分けられます。

①常に使っているモノ

通勤通学で使う洋服や制服、部活道具などの常に使うモノ

②随時使うモノ

休日の趣味の道具やお出かけ用の洋服、本などのたまに使うモノ

③期間限定で使うモノ

冠婚葬祭の衣装や旅行使うキャリーバッグ、
行事で使う小道具などの期間限定で使うモノ

s-line29.jpg
特に服の収納に着目してみましょう。


ウォークインクローゼットは本当に万能ですか?


憧れはあると思いますが

どんな収納にも整理整頓が大切なのです。

s-line17.jpg
ウォークインクローゼットは特に整理整頓が大切です。


整理整頓しなけれは奥から段々と服の山ができていき

そしてジャングルへと変化していくのです。


服だけにかかわらず常に使う調理器具や洋服は

吊るして収納すると便利なのです。


よく使う服はクローゼットの扉の取っ手にかけていませんか?

調理器具はフックにかけて使いやすい場所に吊るしていませんか?

結局よく使うものは取り出しやすい場所に吊るしてしまうのです。


部屋をキレイに見せるために収納棚やクローゼットに

収納してしまうと逆に散らかります。


モノの性格に逆らってはダメなのです。

見せる収納を取り入れることも

キレイな部屋を作る1つの手段だと思います。


収納はモノの性格に逆らわず、

出たいというモノは出させてあげる収納を取り入れましょう。


そうすると部屋も自然とキレイになるのです。