2022年3月31日

建築用語集について

 こちらではお客様に、あまり馴染みのないであろう
 建築用語を画像と共に分かり易くまとめさせています!

 是非、家づくりの参考になさってください!

2022年3月30日

外壁材とは?

外壁材とは?
 外壁材は大きく分けて4種類ございます。
 一つ一つ簡単に特徴を記載しております。
 お客様の希望する外壁材がございましたら、是非一度お問い合わせください。

1.サイディング

 サイディングは、ボード状の外壁材で
 主に「ようぎょう系」「金属系」「木質系」の3つが日本で使用されています。
 共通点としては、
 ①サイディング自体は工場で生産するため、品質が安定していること
 ②施工が簡単なため、工期を短縮でき、施工費も抑えられること
 が挙げられます。

yougyousai200.png 1-1.窯業系サイディング  日本で最も人気のあるサイディングが窯業系サイディングです。日本の住宅に使用される外壁材の約70%を占めます。  様々なメーカーが製造・販売しているため、色&柄のバリエーションが豊富で比較的安価なのが特徴です。 kinzokusai200.png 1-2.金属系サイディング  窯業系サイディングの次に選ばれているのが金属系サイディングです。かなり軽量なため、建物への負担が少なく耐久性に優れます。  窯業系サイディングと比較すると、少々金額は上がります。 mokusitusai200.png 1-3.木質系サイディング  「木」ならではの風合いが魅力的なのが木質系サイディングです。経年劣化により防水性が失われるため、こまめなメンテナンスが必要です。また、消防法の制限で使用できないエリアもあります。  他のサイディングと比較すると、ウッドショックの影響もあり高額です。 morutaru200.png 2.モルタル(塗り壁)  窯業系サイディングの次に人気があるのがモルタルです。仕上げ方に自由度があります。工場で製造されるサイディングと異なり、現場で職人が施工するため、細かな好みを反映した外壁に仕上げることも可能です。 tail200.png 3.タイル  傷がつきにくく、経年劣化や変質もほとんどないのでメンテナンスの手間があまりかかりません。  その分、初期費用が高額で他の外壁材の倍ほどの価格になることもあります。 ALC200.png 4.ALCボード  別称、軽量気泡コンクリート。工場で製造したALCボードを現場で施工します。重量はコンクリートの1/4と軽量です。  断熱性・防火性・遮音性に優れているという特徴があります。

2022年3月29日

内装材とは?

内装材とは?
 内装材とは床・天井・壁などに使う素材の総称です。
 使用する場所により①仕上げ材と②下地材の2種類に分類することができます。

1.仕上げ材とは?

 フローリングや畳、壁紙や塗り壁など、内装の表面部分を覆う素材のことです。デザイン性が高く見た目や雰囲気に直結するため、理想の雰囲気に合わせて慎重に選ぶ必要があります。

yukahuro200.png 1-1.床・仕上げ材「フローリング」  床の仕上げ材として非常によく使われる内装材です。  木材をそのまま切り出した「無垢材」を使用する単層フローリングと、基材となる木材に薄く化粧加工用の木材を張って加工した複合フローリングの2種類があります。 CFsi-to200.png 1-2.床・仕上げ材「CFシート(クッションフロア)」  クッション性のある塩化ビニル系のシート状の床材です。表面には木目や石目など、様々な模様をプリントできるのでデザイン性も抜群です。  シートを接着剤で固定する形なので、手間がかからず工賃も安いのがメリットです。 tatami200.png 1-3.床・仕上げ材「畳」  和室の仕上げ材として有名なのが畳です。断熱性や除湿性が高く、夏は涼しく冬は暖かいので快適性が高いです。  畳があるだけで、日本らしい雰囲気を醸し出せます。 yukatail200.png 1-4.床・仕上げ材「タイル」  床以外にも、壁、外装にも使用できる汎用性の高い仕上げ材です。  材質は陶磁器やプラスチックといった家庭でも使いやすいものや、コルクや天然石などといったものまで非常に幅広く存在します。 kabekurosu200.png 1-5.壁・仕上げ材「クロス」  壁から天井までよく使用されるクロス(壁紙)を張り付ける内装材です。工事業者の数も多く値段もリーズナブルです。  使用できるクロスの種類も多いので理想の雰囲気に近づけやすいのもメリットです。 kabenuri200.png 1-5.壁・仕上げ材「塗り壁」  土や漆喰、珪藻土などの自然素材を振り固めて壁を作る内装材です。消臭性や防火、防音性に優れ、自然の顔料を混ぜることで様々な色を楽しめます。  化学物質に頼らないのでシックハウス症候群やアレルギーを心配なさる方にはオススメです。
2.下地材とは?

 仕上げ材を設置するための下地となるための素材です。壁や床、天井の強度・耐火・耐水性・防音性等の機能性を高めるものです。
 木製の「構造用合板」や石膏を主成分にした「プラスターボード」などの種類があり、設置される場所と目的に応じて最適なものを選んで使用します。

kozogohan200.png 2-1.構造用合板  薄い板を張り合わせて作った、いわゆるべニア板です。柔軟性を持ち、厚さや大きさに融通が利きやすく、比較的値段も安いのがメリットです。  ただし火に弱いので、別途不燃処理をする必要がございます。 sekkoubo-do200.png 2-2.プラスターボード(石膏ボード)  主に石膏や石灰を主成分とした板状の素材を特殊な板紙で包んだもので、加工がしやすく壁や天井、床などで幅広く使用することができます。  断熱性や防火性に優れ、防カビや吸湿、耐震性能や防音性も高いのがメリットです。 pa-tyikuru200.png 2-3.パーティクルボード  木材を大小の欠片に分解した木材チップを、加熱圧縮することで一枚の板に仕立て直した木材です。密度の関係で遮音性と断熱性にも優れ、壁や床に向いている素材といえます。

2022年3月27日

屋根材とは?

屋根材とは?
 屋根材は大きく分けて6種類ございます。

 また、屋根材選びのポイントが3点あります。


  ①価格

  ②デザイン

  ③耐用年数

 の3つです。


 1つ1つの特徴を簡単にまとめてみましたので、一緒に見ていきましょう!


nendogawara200.png 1-1.粘土瓦  ①9,000~12,000円/㎡と非常に高額  ②デザイン性は高い  ③耐用年数は50年以上と長い  工事費用が高くても屋根の耐久性を高めたい方に向いているのが  粘土瓦です。断熱性・防音性が高く塗装も不要ですが、  重いため耐震性が低下することもあります。 semekongawara200.png 1-2.セメント・コンクリート瓦  ①6,000~8,000円/㎡  ②デザイン性は高い  ③耐用年数は30年程度  粘土瓦よりも安く、瓦のデザインを取り入れることが可能です。  ただし、現在はほとんど生産がされていないので  屋根材の候補としては相応しくありません。 kesyousure-to200.png 2-1.化粧スレート  ①4,500~8,000円/㎡  ②デザイン性は高い  ③耐用年数は20~25年程度  日本の住宅では特に人気があります。  別名「コロニアル」「カラーベスト」とも呼ばれています。  工事費も安く瓦よりも軽いので耐震性も高く、  何より施工できる業者が多いのが特徴です。  ただし、割れやすく塗装は必要となります。 tennensure-to200.png 2-2.天然スレート  ①10,000円/㎡~  ②化粧スレートよりデザイン性が高い  ③耐用年数は20年以上  化粧スレートにはない天然石の美しさがあるのが  天然スレートの特徴です。  ただし、化粧スレートよりも価格が高く重いため  耐震性は低下する点は注意が必要です。 totan200.png 3.トタン  ①5,000~6,000円/㎡  ②デザイン性はあまり高くない  ③耐用年数は10~20年  工事費が安く、軽量なため耐震性は確保できます。  ただし、圧倒的にデメリットが多いのが特徴です。  耐用年数が極端に短く、錆びやすいです。  また、断熱性・防音性が低く塗装も必要となります。  その為、近年では使用する住宅も減っており、  これからの家づくりの候補には挙がらない屋根材です。 garubayane200.png 4.ガルバリウム鋼板  ①6,000~9,000円/㎡  ②カラーが豊富でデザイン性は高い  ③耐用年数は30年程度  金属の屋根材では最も人気なのがガルバリウム鋼板です。  金属でありながら錆びにくく、軽量で耐震性も高いです。  また、防水性も高く複雑な形状の屋根にも対応できます。  ただし、金属ですので防音性が低く傷も付きやすいため塗装が必要です。  これからの家づくりでは、  第1候補の屋根材として検討すると良いと思います。 douhan200.png 5.銅板  ①20,000円/㎡~  ②曲線などを作れる為、デザイン性は高い  ③耐用年数は60年以上、100年を超えることも  屋根材の中で特殊なのが銅板です。  お寺や大仏、自由の女神などの特殊建築に使用されてます。  耐用年数が驚異の60年以上と最も長く、  錆びても耐用年数が短くなりません。  しかし、施工できる業者が非常に少なく価格も非常に高額となります。  これから家づくりを考える際の候補としては相応しくありません。 asufarutosingle200.png 6.アスファルトシングル  ①5,000~6,000円/㎡  ②デザイン性は高い  ③耐用年数は20~30年程度  アスファルトシングルは特に屋根のデザイン性を高めたい方に  向いている屋根材です。  軽量で耐震性が高く、錆びることもなければ割れることもありません。  また複雑な屋根の形状にも対応できます。  ただ、施工できる業者が少ないため工賃が高くなる可能性もあります。  そのうえ、風で吹き飛びやすくカビやコケが生えることもあります。
以上、屋根材の紹介でした。

お客様のお気に入りの屋根材は見つかりましたか?


ちなみに、私が好きな屋根材は「ガルバリウム鋼板」です。

シンプルながら色の豊富さで個性を出せるところに惹かれます。


屋根は家の髪型とも呼ばれます。

髪型1つで印象が大きく変わるように、

家の印象も大きく変える要素となるので

全体のイメージを思い浮かべながら選ぶと良いと思います。

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